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2020/12/16
学都オンライン屋台食談を開催いたしました!

 金沢で過ごす学生生活の意義や仕事・人生観を、石川県に拠点を構える企業経営者や大学学長らが講師となり、学生と語り合う「学都屋台食談」。
 本企画は、2006年にスタートし15年目を迎えました。例年はまち中の屋台街を舞台に開催していますが、今年はコロナ禍の状況を踏まえ、オンライン開催しました。






学生を育むまちのDNA


 金沢はその周辺を合わせると20もの高等教育機関が集積しています。金沢の礎を築いた加賀藩も積極的に学問を奨励し、藩営種痘所の系譜はその後、第四高等学校の設置や金沢大学へとつながっています。
 四高の時代は学生がまちなかを闊歩し、そんな学生をまち全体で温かく育む気風があったそうです。当時の学都金沢の雰囲気を少しでも再現できれば、との思いで、四高開学120周年の記念事業の一環として、この「学都屋台食談」を企画、スタートして今年で15年目になります。これまでは、昭和レトロな雰囲気を今も残す金沢中央味食街の屋台で酒食をともにしながら人生観・仕事観などを語り合う食談を開催していましたが、今年はコロナ禍で残念ながらオンラインでの開催としました。今年も多彩な講師の方々に参画いただき、金沢で学ぶ大学生の皆さんがこの食談を通して、刺激を受け、何か新しいものに気づいたり、生み出したりするきっかけとなることを願っています。



感じてほしい、金沢の魅力


 幸いにも天災や戦災に遭っていない金沢のまちは、城下町の町割りや昔ながらの建物が今も残り、往時の雰囲気や歴史・文化を感じることができます。もちろん、学生は勉学が第一なので大学が生活の中心になると思いますが、今日参加している皆さんは全員県外の出身で、せっかく貴重な学生生活を金沢で過ごすのですから、ぜひまちなかに出掛けて生活者として、観光者として、金沢の魅力を体感してほしいと思います。ぶらぶら散策しても良いですし、バスや自転車で巡るのも視点が変わって新しい発見があり、すごく楽しいと思います。
 私たちも、地元の人に普段生活している金沢の魅力を再認識・再発見してもらう取り組みとして、2000年から「かなざわ・まち博」を企画・運営しています。
 もっと金沢のことを知って、有意義な学生生活を送っていただき、金沢のファンになってもらえるとありがたいです。そして大学卒業後も金沢でそのまま就職してくれたら大変嬉しく思います。



固定観念を捨て、素直な心で


 これから就活をはじめる人もいると思いますが、社会に出たら、学生時代に身につけた知識や常識はいったんリセットして、新たに見聞きすることや経験することを、まずは素直に聴き、受け入れる姿勢を持つことが大切だと思います。自らの固定観念や価値観に固執することは、時として人とのコミュニケーションを難しくし、結果として自身の成長を阻んでしまうことになりかねません。
 多くの時間を自分と気の合う仲間と過ごす学生時代と違い、社会に出ると仕事を介してさまざまな考えや価値観を持つ人と付き合うことになります。そんな時にも、相手の声に耳を傾ける柔軟な姿勢が仕事をする上での力の基になると思います。対面の際はもちろん、こうしたオンライン形式の場合でも、多様な価値観を持つ人々と人間関係を築いていく上で、コミュニケーションの基本となるのはやはり挨拶です。自ら明るく元気に挨拶することが自分の未来を拓く一歩となるでしょう。


松本 浩平
株式会社アドマック 代表取締役社長
1967年金沢市生まれ。91年立教大学経済学部卒。同年4月(株)電通入社、本社テレビ局にて勤務。
98年(株)アドマック入社。2004年から現職。
都市環境マネジメント研究所代表取締役。金沢経済同友会監事。金沢広告協会監事。
アドマックは2020年5月、創業50周年を迎えた。